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「個性みたいなものはね、いつか必ず見つかるから」
NHK朝ドラ「ブギウギ」で、趣里演じるヒロイン・鈴子にそう優しく言葉をかけるのは、娘役トップスター・大和礼子を演じる蒼井優(38)である。
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昨年8月に長女を出産したばかりの蒼井。製作を担当するNHK大阪は、子育て中かつ朝ドラ初出演である蒼井のため、万全の環境を用意したという。それでも、産後1年足らずの復帰には苦戦したようで。
「20日放送の『あさイチ』に出演した際あまりのハードな現場に“降板”も考えたことを明かしています。産後の腰痛がダンス練習で悪化してしまい、一時は歩行すら困難な状態になったとか。しかし、撮影開始直前に奇跡的に復活。急ピッチで準備を進めたといいます」(芸能記者)
「ブギウギ」では、体の不調を感じさせない見事な歌唱とダンスを披露。大和の相棒・橘アオイを演じるOSK日本歌劇団の現役団員でもある翼和希は「パッと出てくる華やかさ」があると絶賛した。現場の様子をNHK関係者が明かす。
「印象的だったラインダンスの稽古シーンは体力的にも辛そうでしたが、『何度でも頑張ります!』とクタクタになりながら踊っていた。現場に1歳のお嬢さんを連れて入る時は、本番中はスタッフが代わりに面倒を見るんですが、蒼井さんはいつも『本当にありがとうございます』とお礼を言っていたそうです」
前出の「あさイチ」では、撮影スタッフとともに「娘の協力も必要だった」と小さな娘にも感謝した蒼井。そして、番組MCの博多華丸・大吉に促され、夫でお笑い芸人の山里亮太(46)のエピソードまで披露した。
「蒼井は恋多き女優としても有名だったので、19年に山里との入籍を明かした際は“令和最初の電撃婚”として世間に衝撃を与えました。山里も仕事面ですこぶる評価は高く、今のバラエティ番組には欠かせない存在。MCはもちろんのこと、裏回しやツッコミ、フォローもできる万能型です。スタッフ受けも抜群で、結婚後には、日テレの『DayDay.』に抜擢され今や朝の顔です。出演料は1日50万は下らないはずです」(テレビ局関係者)
浮き沈みの激しい芸能界で“令和最強の夫婦”になりつつある2人。結婚5年目を迎えて、どんな夫婦生活を過ごしているのか。山里の両親に聞いた。
――朝ドラは見ている?
母「優ちゃんが出るようになってから毎日見てますよ。『綺麗だったね』ってLINEしたら、『お恥ずかしいです。見てくださったんですね』とお返事があって。存在感があるでしょ」
――蒼井さんはどんな人?
母「絶対に弱音は吐かない人。腰を痛めてたなんて知らなかった。いつもニコニコで、孫もニコニコしててね。それがとてもいいなと」
父「息子は母の日には必ず花を贈ってくるような子。優ちゃんも僕の誕生日にゴルフバッグをプレゼントしてくれましたよ」
――育児を手伝うことは?
母「全然全然! こっちがしてやることはほとんどないですよ。仕事で忙しいのに、ほぼ毎日、孫の写真を送ってきてくれてね。最初は亮太にそっくりだったんだけど、だんだん優ちゃんの面影も見えてきて本当に可愛いです」
――どんな夫婦?
母「ほんわかした家族ですね。優ちゃんはお料理も上手でね。私たちにご馳走を振舞ってくれたこともある。
優しい性格の息子ですが、優ちゃんにもきっと優しくしてると思います。ただ、こればっかりは本人に聞かないとね(笑)」
ほっこりエピソードに心ズキズキワクワク〜♫。
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